千葉県立保健医療大学 情報ページ

千葉県立保健医療大学 情報ページ

千葉県内唯一の県立大学、千葉県立保健医療大学に関する情報ページです!

基本情報

注目ポイント

学部情報

入試情報

就職情報

基本情報

千葉市の都市部である幕張に位置する、医療系の県立大学です。2009年に開学したばかりの新しい大学ですが、前身となった学校は「千葉県立衛生短期大学」という看護系の短大です。大学設備としての新しさと短大からの歴史の長さを併せ持っています。千葉県内では唯一の県立大学として看護師志望の受験生から人気が高い大学です。

設置学部・学科

健康科学部

看護学科、栄養学科、歯科衛生学科、リハビリテーション学科

学生数 約750人

場所

・幕張キャンパス <看護学科、栄養学科、歯科衛生学科>

JR総武線幕張駅から徒歩15分   または JR京葉線海浜幕張駅から徒歩15分

・仁戸名キャンパス <リハビリテーション学科>

京成千原線大森台駅から徒歩25分  または JR千葉駅からバス25分

幕張キャンパスがメインキャンパスとなり、リハビリテーション学科の一般教養科目、保健医療基礎科目もこのキャンパス内です。総武線と京葉線のちょうど真ん中あたりにあるため、どちらの路線からもやや距離がありますが、徒歩15分程度でキャンパスに着きます。海浜幕張駅近くは多くの商業施設もあるため、こちらの駅を利用する学生が多いです。

リハビリテーション学科の専門科目は、仁戸名キャンパスで行われます。こちらは京成の駅からは遠く、バスも千葉から出ているため、やや行きづらいキャンパスです。ただし、外房線の鎌取駅からのバスが近くを通るため、鎌取近隣の方にとっては通いやすいと思います。仁戸名キャンパスは、県立保健医療大学の前身の千葉県医療技術大学校の設備を改修したものです。

千葉県立保健医療大学の注目ポイント4つ

他の大学とは違った、千葉県立保健医療大学の注目ポイントです。筆者による独断と偏見でまとめました。

千葉県内の都市部の公立大学

千葉県立保健医療大学は幕張に位置する公立大学です。総武線、京葉線、京成線のいずれの路線でも使用でき、通いやすい大学です。しかも、公立なので学費が安い。県内の公立大学として非常に人気があります。

県内には、看護系の学部を持つ大学が13大学ありますが、国公立大学は2つだけ。他の国公立大学としては、千葉大学看護学部がありますが、受験科目の多さや2次試験の難しさから、千葉県立保健医療大学を志望する生徒が多くいます。

看護系の学校としても歴史が長く、実績ある大学です。

国家試験合格率93.7%

国家試験合格率が非常に高い大学です。

2018年は、看護師、助産師、歯科衛生士、理学療法のそれぞれで100%、

2017年は、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士のそれぞれで100%でした。

学部の合計では93.7%で非常に高い合格率を誇ります。

学部でのレベルの高い授業や豊富な実習、大学教職員による国家試験への手厚いサポートによって、この合格率が出ています。

就職内定率98.9%

国家試験合格率の高さが、そのまま就職率の高さに表れています。いずれの学科でも病院や官公庁への就職が多く、実際の医療現場で働く人が多くいます。特に、県内の病院からの信頼は厚く、千葉県内の病院や官公庁への就職率は、ほぼ100%です。また、大学院へ進学する学生もいます。

看護学科全員が保健師に挑戦できる

看護師の上位職として位置づけられる保健師ですが、千葉県立保健医療大学では、看護学科の卒業生全員が、保健師の資格取得に挑戦できます。2018年の保健師国家試験に挑戦したのは81人で、合格率は85.2%でした。

ちなみに千葉大学看護学部では、成績上位者しか保健師の受験を認められていません。他大学でもそのような人数制限を設けている大学が多くある中、千葉県立保健医療大学では条件がなく、全員が保健師に挑戦できるのです。

学科情報

看護学科

全員が看護師と保健師の国家試験受験資格を得られるカリキュラムなので、看護専門職として、幅広い視野を持って学ぶことができます。入学後、早期に最初の臨地実習が行われ、最終学年には4年間を総括する科目がある等、4年間を通して体系的に看護学を学ぶことができるカリキュラムとなっています。

入学定員 80名

取得できる資格

・看護師国家試験受験資格

・保健師国家試験受験資格

・助産師国家試験受験資格(選択による)

栄養学科

管理栄養士は、どのような職場でも他職種との協力・連携が必要になります。単なる知識だけでは不十分で、自分自身が積極的に協力できる人、協力してもらえる人になることが必要です。実験・実習では、専門職の知識に加え、協力・連携していくことも学びます。

入学定員 25名

取得できる資格

・栄養士(申請による)

・管理栄養士国家試験受験資格

・栄養教諭一種免許(選択による)

歯科衛生学科

歯科衛生士の活動の場は、歯科診療所や病院が中心ですが、歯の健康づくりや口腔ケアの支援も仕事のひとつです。医療技術の発達や、健康への意識の向上により、企業や介護老人保健施設、居宅等、歯科衛生士の仕事の場は増えています。歯科衛生学科では、演習・実習が多く取り入れられ、理論と実践の両面から学んでいきます。

入学定員 25名

取得できる資格

・歯科衛生士国家試験受験資格

リハビリテーション学科

専攻 理学療法学専攻、作業療法学専攻

どちらの専攻も、1クラス25人の少人数教育が行われています。多くの授業が、講義と演習のセット、または講義と研究活動のセットになっています。1年次から4年次まで各学年で臨床実習があり、そのレポート作成が大変なようですが、同じ職業を目指す仲間と乗り切り、充実した学生生活となるようです。

入学定員 25名ずつ、計50名

取得できる資格

・理学療法士国家試験受験資格(理学療法学専攻)

・作業療法士国家試験受験資格(作業療法学専攻)

入試情報

ここでは各学科に共通する入試の注目点や概要のみ表記します。入試科目や配点等の詳細は、必ず大学の募集要項等で確認して下さい。

注目点① 共通テストは科目数が多い

千葉県立保健医療大学では全ての学科で共通テストが課され、他の国公立大学同様、5教科6科目が指定されています。どの学部も「英語」「国語(現代文のみ)」は必須科目で、数学、理科、社会が選択科目です。実施科目は下記の通りで、共通テストは550点満点となります。

必須項目:「英語(リスニング含む)」「国語(現代文のみ)」

選択科目:「数学ⅠA」、「数学ⅡB」から1科目

「世界史A」、「世界史B」、「日本史A」、「日本史B」、「地理A」、「地理B」、「政治経済」、「倫理」、「倫理・政治経済」から1科目

理科の選択科目は下記

<看護学科>「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」から2科目

<栄養学科>「化学基礎」は必須。「物理基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」から1科目

<歯科衛生学科>「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」から2科目

<リハビリテーション学科>「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」から2科目、  または、「物理」、「化学」、「生物」から1科目

★看護学科の注意点

看護学科の理科の選択科目は、基礎科目を2つ選択することになっていて、1科目だけの受験は認められていません。基礎が付かない「物理」、「化学」、「生物」の点数を基礎科目に換算することもできますが、この場合も2科目必要です。

それに対して、県内の看護系学部をもつ私立大学である、順天堂大学、東邦大学、国際医療福祉大学、淑徳大学、帝京平成大学等では、いずれも理科が1科目で受験できます。(「生物基礎・生物」等)

他の私立大学とは科目数が異なるため、勉強範囲が異なることに注意してください。

注目点② 2次試験は小論文と面接試験。募集は前期のみ。

2次試験は、2月25日が前期試験で、全ての学科で小論文(150点)と面接(100点)が課されます。小論文は作文とは違い、しっかりとした対策が必要です。小論文に求められる論理的な文章は、一朝一夕に書けるようにはなりません。また、共通テスト後は、他の私立大学の入試も行われ、そちらに時間を取られます。つまり、共通テストが終わってからの1ヶ月ではかなり厳しいということです。共通テストより前に小論文の対策をしていきましょう。

また、千葉県立保健医療大学の個別試験は、前期試験(2/25)のみで、後期試験(3/12)は実施されません。

注目点③ 共通テスト足切りあり。とにかく共通テストで勝負!

千葉県立保健医療大学の入試規定では、志願者数が募集定員の3倍を超えた場合は、「2段階選抜」を行うことになっています。

2段階選抜とは、いわゆる「セ共通テスト足切り」のことで、共通テストの得点が基準に満たない場合は、2次試験の出願ができない、という制度です。共通テスト足切りは、東大等のレベルが高い大学や、2次試験で面接を行う大学で実施されていて、2次試験当日の人数をある程度絞ることを目的に行われます。

千葉県立保健医療大学では、「3倍を超えた場合に行う」とされていますが、この大学は人気があり、例年3倍を超えるため、毎年2段階選抜が行われています。つまり、共通テストでしっかり点を取らなければ、この大学を受験することもできないのです。

さらに、2次試験は小論文と面接が課されますが、その配点は小論文が150点、面接が100点となっています。小論文は内容の論理性や意見の鋭さによって、ある程度の差がつきますが、面接では、きちんとした受け答えをしていれば、ほとんど差はつきません。つまり、受験科目のうち、大きな差がつくのは「共通テスト」だということです。

仮に足切りがない倍率になったとしても、合否の差となるのは共通テストの得点です。千葉県立保健医療大学を志望する人は、とにかく「共通テスト」に勝負をかけましょう!

注目点④ 学校推薦型選抜(旧 公募推薦入試)が実施されている

全ての学科で学校推薦型選抜(旧 公募推薦入試)が実施されています。

募集定員は多く、例えば看護学科では、全体定員80人のうち、公募推薦の定員は40人です。その他の学科でも、全体定員のうちの約半数が公募推薦の定員となっています。

出願基準は比較的厳しく、評定平均値3.8以上で、各高校・各学科で2人までです。公立大学ということで人気の大学ですが、まず高校内の評定で勝ち抜く必要があります。

公募推薦の試験は11月中旬に行われ、小論文と面接の試験が行われます。倍率は約2.8倍で、決して低くはない倍率ですが、公募推薦入試は共通テストが必要ないため、チャンスを増やす手段として受験する価値は十分あると思います。

就職情報

大学の注目ポイントとしても触れましたが、98.9%という非常に高い就職率を誇ります。

2018年の学科ごとの就職率と就職先は下記の通りです。

<看護学科>100%  病院・診療所、福祉施設、保健所、市町村 等

<栄養学科>96%  病院・診療所、保健所、市町村、給食サービス、学校 等

<歯科衛生学科>100%  病院・診療所、保健所、市町村、介護老人保健施設 等

<リハビリテーション学科>98%  病院・診療所、市町村、介護老人保健施設、福祉施設