英語外部試験利用入試について

世の中のグローバル化の流れから、大学入試英語の4技能検査(読む、書く、聞く、話す)の必要性が高まっています。現在の筆記試験では、『読む』が一番重要視されていて、実際に、入試問題の英文は非常に長いものが出題されています。しかし、センター試験では2006年にリスニングが導入され、GMARCHクラスの文系学部では英作文が出題される等、『聞く』『書く』の重要度も高くなってきています。ただ、一般入試で『話す』試験を行うのは難しいため、4技能検査が行われる「英語外部試験」を利用する入試制度が増えてきました。

主な英語外部試験は、「英検」、「TEAP(ティープ)」、「GTEC(ジーテック) CBT」、「GTEC(ジーテック)」、「TOEIC(トーイック)」、「TOEFL(トーフル)」、「IELTS(アイエルツ)」等が挙げられます。 これらの検定を利用すると、入試に有利にすすめることができます。

 英語外部試験の主な利用方法は次の4つです。

出願資格:級や得点をクリアしていると出願できる。

得点換算:一般入試の英語の試験に替えて、級や得点を一般入試の点数に換算できる。

加点  :一般入試の英語の点数に加点できる。

判定優遇:合否判定に何らかの優遇が行われる。

・出願資格の例

立教大学全学部 グローバル方式:英検2級を持っている人だけが出願できる。

一般入試当日の英語の試験はなく、国語や社会等の2教科のみ。

→ 倍率がとても低い。当日の試験は英語がないため、過去問対策の教科数を減らせる。

・得点換算の例

東洋大学全学部 一般前期:英検2級を一般入試の点数を80点に換算してくれる。

当日の英語試験も受験可。換算得点と比べてよい方の得点で合否判定。

→ 80点は必ず確保できることがあらかじめ分かり、プレッシャーが少ない。

・加点の例

神田外語大学全学部:英検2級を持っていると、一般入試の合計点に5点加算してくれる。

さらに上位レベルは満点に換算。

→ 一般入試の点数が優遇される。

 

いくつかの外部試験がありますが、「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」はビジネス英語や留学準備向けなので、対策が難しいでしょう。オススメは「英検」「TEAP」「GTEC CBT」で、一番対策しやすいのは「英検」です。

これらの級や得点は、一般入試だけではなく、AO入試や推薦入試にも利用できるものなので、ぜひ積極的に受験しましょう。