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教員になるには教育学部だけ?

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こんにちは!

トライプラス鎌取駅前校高等部の青木です。

3月に入りました。高校生の方は今週、来週に期末試験の学校が多いですね。学年最後の大事なテストです。しっかり準備して臨みましょう!

生徒に進路の希望を聞いてみると、「学校の先生になりたい!」という答えがよくあります。そこで、教員免許のことについて書きたいと思います。

先生になるには教育学部?

生徒からよくある質問として、「先生になるには教育学部ですよね?」と聞かれます。

教師になるには教育学部に行けば良のか

その答えは「ある意味Yesだけど、教育学部だけではない」です。

教員免許とは?

教員免許とは、「学校」(小学校~高校)で教科指導ができる、という能力を証明する免許です。学校は公立か私立かは問いません。学校の先生になるためには、この「教員免許」が必ず必要です。

教師になるには教員免許が必要
教員免許をとるには?

教育学部や、教職課程がある学部に進み、必要な単位をとることで、教員免許が取得できます。

教員免許をとるために必要な単位は、大きく分けて5種類あり、

①特定の必修科目

②教科に関する科目

③教職に関する科目

④介護実習

⑤教育実習

の5つです。このうち、どの免許を取得するかによって、必要な単位数が変わってきます。

教員免許に必要な単位

①特定の必修科目 は、憲法、体育、英語、情報 の授業です。これらの単位を取得することが必要です。

②教科に関する科目 は、専門分野に関するものです。例えば<中学・高校の数学>の免許をとるためには、数学に関する特定の科目の単位が必要です。教科によりますが、20単位程度が必要です。

③教職に関する科目 は、教員という仕事に関するものです。教員という仕事の意義、理念、職務内容、立場、学校組織、法律、指導法 などを学びます。30単位程度が必要です。

④1週間程度の介護実習、⑤2週間程度の教育実習 も必要です。

学部の違い

教育学部とは?

普通の大学の教育学部は、教員を養成するための学部です。教員を養成ということは、つまり教員免許をとるということです。

教育学部の授業カリキュラムは、上記の5種類の内容が自動的に組み込まれています。教育学部の必修の授業を取っていくだけで、免許が取れるように組まれているのです。

教育学部の場合、2つの免許を取得することになっている大学が多いです。

その他の学部

教育学部ではないその他の学部でも、上記の5種類の単位を取得すれば、教員免許をとることができます。しかし、教育学部の学生より、やや大変かもしれません。

それは、元々の学部の授業に加えて、教職課程の授業を追加で履修しなければならないからです。

例えば、理学部数学科に進んだ場合、数学の免許が取れる大学が多いです。この場合、数学科であれば、<②教科に関する科目>は自動的に取得しています。しかし、<③教職に関する科目>や<④介護実習><⑤教育実習>は、理学部数学科の授業に加えて、別の授業を履修する必要があります。教育実習は2週間程度行うため、その間は大学にも行けず、負担が大きいものです。

教員免許を取得するためには約2週間の教育実習が必要
学部の違いのメリット・デメリット

教育学部のメリットは、「教員免許を取得するためのカリキュラムが整っている」ということです。教員免許に必要な授業が自動的に組まれていて、効率よく単位を取得することができます。

デメリットとしては、教職以外の就職がしにくいことです。教育学部は一般企業に行くカリキュラムにはなっていないため、就職活動の時期が合わなかったり、対策しづらかったりします。

教育学部ではない他学部から、教員免許取得を目指すメリットは、「高い専門性がある」ということです。一般的に、教育学部で学ぶよりも、その専門の学部で学ぶ方が、高度な内容を扱っています。特に、理系学部では顕著です。そのため、高い専門性が求められる高校や高専の教員は、教育学部以外の出身が多いです。

デメリットとしては、やはり追加する単位数が負担であることと、高い専門性がいらない場合がある、ということです。

まとめ

「教員」という職業を第一に考えているなら、教育学部が適していると思います。教員免許取得に適したカリキュラムだからです。

教師になるには教育学部が適している

しかし、一般企業への就職がしづらいため、「教員」という仕事が第一でないなら、他の学部で学びながら教員免許を取るということも可能です。

「教員」という職業をどのくらい本気で考えているかによって、学部を選ぶといいと思います。

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