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志望校選択、親はどこまで口を出す?

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こんにちは!

トライプラス鎌取駅前校高等部の青木です。

3月も中旬になりました。新年度を迎えるにあたって、この時期に我が子の進路について考えている保護者の方は多いと思います。

今日は進路に関する親の関わり方について書きたいと思います。

親はどこまで口を出す?

保護者さんとの面談の中で、よくご質問いただくのが、この「子供の進路について、親はどこまで口を出すか?」というものです。

志望校選びについては、学部や学科、学費、キャンパスの場所、レベルなどなど、考慮すべきことがたくさんありますね。

志望校選びには考慮すべきことがたくさんある

ほぼすべての親御さんが、自分の子供には「いい人生を歩んでほしい」と考えていらっしゃると思いますが、どのような進路を選ぶのがよいのでしょうか?

進路選択で親子げんか勃発!

これまで多くの受験生を見てきましたが、志望校選びや受験校選びのことで、親子げんかとなってしまう例も時たま起こります。

進路選択で親子げんか勃発

多くの場合、子供が望む進路の道が非現実的だったり、金銭的に難しかったりして、保護者の方が難色を示すパターンですね。

子供は「自分の望みを否定された」と感じ、親子げんかになってしまうこともあります。

なぜ意見が一致しないのか

進路に関して親子の意見が一致しないのはなぜなのでしょうか?

それは、「志望校選択の優先順位の違い」にあると思います。

志望校を考えていく上で、考慮すべきことはたくさんありますが、それらを大きくまとめると、次の5つに分けられます。

①学校タイプ

 ブランド力、エリア、女子大、総合大学 など

②やりたいこと  

 学部・学科、将来の仕事、留学できる など

将来にやりたいことも志望校を考える上で考慮すべきことである

③金銭面     

 学費、国公立、家から通えるか、浪人 など

④プライド   

 目指すレベル、よく見られたい、大企業に行きたい など

⑤現状      

 試験科目、倍率、偏差値、受験までの残り日数 など

この5つの事柄のうちどれを優先して志望校を決めるか、という「優先順位」が親子の間で異なっていると、意見が一致しないのです。

よくあるパターン

保護者さんの希望・考えとして、

「できれば家から通える国公立に現役で受かってほしい。あの子がやりたいことがやれればどんな学部でもいいけど、きちんと就職できるところに行ってほしい。高校受験のとき苦手な数学も頑張ったんだから、大学受験も頑張ればきっとできるはず。なのに今のあの子は数学のやる気がない。いったいどういうつもりなのか。」

子供の希望・考えとして、

「やりたいことがまだはっきりとはしてないけど、スポーツに関わる仕事がしたい。スポーツトレーナーや体育の先生、整体師や理学療法士がいいかな。そうするとスポーツ健康学部のある〇〇大学✕✕学部がいいのかな。数学が苦手だから、受験科目には絶対無理。○○大学なら英語と国語だけで受験できるからここにしよう。」

優先順位のズレ

上記の例で、保護者さんは「家から通える国公立」ということで、<③金銭面>、<①大学タイプ>を優先して考えています。次に、「やりたいことができる」ということで<②やりたいこと>を考えていますね。

数学については「やればできるのにやる気がない」と捉えています。現状のレベルや科目の難易度については考慮せず、「やる気」だけで捉え、<⑤現状>は軽視していると言えます。

子供の考えでは、将来の仕事を「スポーツ」という軸で捉え、<②やりたいこと>を優先しています。苦手な数学を受験科目に使うことは「無理」だと判断しているので、<⑤現状>がその次ですね。

保護者さんが③→①→②の優先順位、子供が②→⑤の優先順位となっています。

志望校を決めるための優先順位

このように、考慮すべきことの優先度が違うと、親子の意見が一致しないのです。

親はどこまで口を出す?

子供の進路選択について、「親はどこまで口を出すか」ということですが、塾からの答えとしては、「条件をつけて、あとは子供の自由にさせる」のがいいと思います。

大学というところは、自ら望んで行く場所です。誰かに強制されて行く場所ではありません。

進路選択に関して、親は極力口を出さず、子供の自由にさせるのが一番いいと思います。

もし、たとえ受験がうまくいかず、不本意な大学に入学することになっても、志望校選びを本人がしたのなら、本人が納得できる道です。

もし、本人が選んだ道でうまくいかないことがあっても、それは本人の責任です。大学生以上になったら、親が関わることはほとんどなくなるのです。

最低限の条件をつける

ただしそうは言っても、主に金銭的な観点から、「全て自由」とはいかないご家庭が多いと思います。

金銭的な条件も重要

そこで、保護者さんとして「絶対に譲れない」という条件を決め、それについて親子で同意して、あとは自由にさせるといいでしょう。

例えば、

「一人暮らしはNGで、多少遠くても家から通える大学を選ぶこと」

「浪人は絶対NGで、レベルが低くても現役で行くこと」

などが考えられると思います。

子供を承認する

進路選択について、子供の自由を認めることは、子供の考えを承認していることに繋がります。

「進路を自由に決めていいよ」と言われた子供は、「自分の考えを信用して認めてくれたんだ」と感じます。

その一言だけでも、子供は家族に安心感を得て、勉強に励むことができます。子供のやる気を上げるために、子供を承認してみませんか?

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