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平均の魔力

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こんにちは!

トライプラス鎌取駅前校高等部の青木です。

今はどの高校も期末テストの時期ですね。今週、来週で行われる学校が多いと思います。

今回のテストの点数で学期末の成績がつけられ、学年の成績が関係します。

指定校推薦を狙っている人にとっては非常に重要な試験になりますね。推薦を狙うにあたって重要なポイントが、何と言っても評定平均値。

今回は評定平均値について書きたいと思います。

評定平均値とは

評定平均値とは、通知表に記載される成績の全科目の平均のことです。

評定平均値

中学のときは「内申点」と呼ぶことが多いですが、高校では普通「評定」と呼びます。

多くの場合100点満点で書かれていますが、それを「素点」と呼び、5段階評価に直したものを「評定」と呼びます。

評定は各学期で算出されますが、大学受験の資料として使うのは学年末の評定です。

高校1年生の場合の一例を書きます。履修科目は各学校によって異なるため、ご自分の高校の科目に置き換えてみてください。

科目名 評定
国語総合 4
数学Ⅰ 4
数学A 3
コミュニケーション英語Ⅰ 5
英語表現Ⅰ 4
地理A 3
倫理 3
化学基礎 2
生物基礎 3
体育 4
保健 3
家庭基礎 4
情報の科学 4

上の表のような成績の場合、評定の合計値が46で、13科目なので、平均評定値は3.5です。(小数第2位は切り捨て)

評定平均値

評定平均値は入試に使える

高校の評定平均値は、学校推薦型選抜や総合型選抜など、主に推薦系の入試に使用されます。

代表的なのが指定校推薦。

大学と高校との取り決めによって、高校に推薦枠が設けられている制度で、高校内の枠の獲得審査のために評定平均値が使われます。

公募推薦の方式では、評定平均値3.5点あたりに定められていることが多いです。

総合型選抜では、出願時の基準として使われることはあまり多くないですが、書類審査がある場合には高い点数の方が有利です。

3年から評定平均値を上げるのは難しい

よく聞かれる質問として、「評定平均値を上げるのと上げるにはどうしたらいいか?」というものがあります。この「答え」は答える「時期」によって大きく変わります。

3年から評定平均値をあげるのは難しい

正直に申しますと、3年生から評定平均値を上げるのはかなり厳しいと思います。

それは、「平均」の計算になるからです。

実際の例

先程の例では、1年生の評定として、13科目で合計値46としました。

2年生の設定として、13科目で合計値45としてみましょう。

2年間の合計では、26科目で合計値91となり、評定平均値は3.5となります。

ここまでの平均が3.5ですから、3と4を同数くらいとったような成績ですね。

ではここで、3年生で頑張って、オール4をとったとします。平均評定値はいくらになるでしょうか?

仮に、3年生の科目数が11科目で、オール4とすると、3年生での評定の合計値は44となります。

3年間の合計では、37科目で合計値135となり、評定平均値を計算すると、3.6となりました。

「平均」の魔力

上の例では、3年生で頑張ってオール4を取ったのに、平均評定値は0.1しか上がりませんでした。これは平均の計算だから起こる現象です。

1・2年生の成績もすべて含めた数値を使うので、3年生だけ点数が高くても、全体で見ると点数の上昇は少ないのです。加えて、3年生は科目が少ないことも原因のひとつです。

高い評定はやはり1年生から

指定校推薦のために高い評定をとるには、やはり1年生のうちからよい成績を取る必要があります。3年生になってから頑張っても、点数が大きく伸びないからです。

現在2年生で、希望の推薦基準に届いていない場合は、3年生で上げるのはかなり厳しいです。受験方式を見直しましょう。

現在中学生で、春から高校生になる人は、ぜひ、1年生の最初のテストでいい点を取り、それをキープできるように頑張りましょう!

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