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コロナウイルスと文化

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こんにちは!

トライプラス鎌取駅前校高等部の青木です。

昨日の記事に引き続き、コロナウイルスと日本・世界の文化について、また大学入試との関わりについて書こうと思います。

欧米の文化

アメリカの例

先日、コロナウイルスに関連するニュース記事で、アメリカのショッピングモールのことを読みました。

そのニュース動画を見ると、ショッピングモール内での客の女性が映っていて、店の商品を床に散らかしている様子でした。どうやら、店内でマスクをするように、と店員から要請された客の女性が、そのことに激昂し、八つ当たりで店の商品を散らかしているということでした。

アメリカでのマスク着用に関するトラブル

日本では考えられない光景だと思いますが、アメリカで実際にあったことのようです。

この客の女性がなぜ激昂したのか、皆さんは分かりますか?

女性の主張

その女性の主張としては、「マスクは弱き者の象徴であり、マスクをつけるように他人に強制するなんて許せない」ということのようです。

日本人にとってはあまり馴染まない考え方だと思いますが、欧米でのマスクは「口を覆われる」=「発言する権利を奪われている」、という考え方があるようです。

確かに日本でも、クイズ番組などで答える権利がない人は、✗マークのマスクをつける演出がありますよね?あのようなことが演出ではなく、本当のことだとする考え方があるようです。

マスクをつけるということは、発言する権利がない、つまり人権侵害が行われているという考えに至り、女性は激昂したようです。

欧米は口元の文化

また、欧米諸国の人々は、相手の口元で感情を読み取るという習性があるそうです。

相手の感情は、顔全体の表情でも読み取れますが、特に口元の部分に注意が向かうようです。

マスクはその口元を隠してしまいます。そのため、相手がマスクをしていると表情を読むことができず、不審感が湧くのだそうです。

欧米ではマスクが好まれない

元々の文化として、欧米諸国ではマスクが好まれていません。公共の場でマスクをしている人は、ひどい風邪を引いている人か、顔を見られるとまずいことをしている人だというようです。

マスクをしない理由

「マスクをしていると口元が隠れ、表情がよく見えないため、不審感につながる。」

「口元を覆うマスクは、発言する権利がないという状態であり、それは弱き者の象徴である。」

この2つのことが主な理由となって、欧米諸国の人はマスクを好んでつけないようです。

アメリカのトランプ大統領も未だにマスクをつけていませんね。

日本は目元の文化

欧米諸国の人が相手の口元に注目するのに対し、日本人は相手の目元に注目する習性があります。目元の変化や目線の動きで、相手の感情を探ろうとするのです。

そのため、目元が見えなくなるサングラスをしている人に対し、日本人は不審感を持ちます。

他に特別な理由がなくとも、サングラスをしているだけで、「なんとなく怪しい」という感情を持ってしまいますよね?

日本ではサングラスをしていると不信感をもたれやすい

実際、公共の場でサングラスをしている人は、目に病気を抱えた人か、顔を隠したい芸能人か、ファッションにこだわっている人のどれかだと思います。

「サングラスの人」に対する日本人が持つイメージと、「マスクの人」に対する欧米諸国の人が持つイメージは似ているようです。

入試で「文化」は頻出テーマ

大学入試で出題される現代文や、英語の長文読解のテーマとして、この「文化」は非常に多く出題されます。

英語長文の中では、言語や地域ごとに文化に触れる内容が多く出ます。上記の例のように、アメリカやヨーロッパでは口元に注目し、アジアでは目元に注目する、というようなことが長文の中に書かれます。

「ヨーロッパでは~、アジアでは~、…… その結果、~~のような違いが…」という文章は非常に多く目にします。

現代文では、そこからさらに踏み込んで、キリスト教系の文化・言語体系と、仏教系の文化・言語体系に分けて考える文章が多くあります。特に、自然科学、人文科学、社会科学といった近代学問が、すべてキリスト教系の欧米諸国で発展していることについての文章は頻出ですね。

文化を意識して考えてみよう

コロナウイルスの感染の状況から、日本と欧米諸国の文化について考えてみました。

このような「文化」を比較して考察する内容の文章は、大学入試で頻出です。普段からこのようなことを意識して考えてみると、評論や長文を読んだときに理解しやすいのではないでしょうか。

大学入試への練習として、日々のニュースに目を向けてみましょう!

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