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「学歴」って?――それは「浮き輪」です

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こんにちは!

トライプラス鎌取駅前校高等部の青木です。

学歴について

高校が休校になり、現在高校1・2年生の皆さんは来年度からの勉強に向けて、進路について考えている時期かと思います。

大学入試改革が行われる中、志望校に悩んでいる人も多そうですね。

急速なグローバル化、超少子高齢社会の到来、大学入試改革など、世の中が多様化し、価値観が変化してきている中で、「少しでもよい「学歴」が欲しい」と考える人もいるかと思います。

「学歴」とは何でしょうか?

学歴とは

偏差値?知名度?就職率?

今回は、「学歴」について考えていきます。

日本には「学歴社会」が残っている

「学歴社会」とは、どれだけ「いい大学」を出たかでその後の社会的立場が決まってしまう社会のことを言います。

真偽はともかくとして、日本では「いい大学を出た」ということが、知識や能力、努力の量を示している、と考えられています。実際、東大に入るためには、勉強面で特に優れた能力を持っているか、非常に多くの努力を必要とします。

就活のときには、「学歴フィルター」なるものも存在します。有名大学を出ていないと企業に応募できないという類のものです。そもそも、新入社員を大卒に限定している企業も多く、これも一種の学歴フィルターと言えますね。

現代の日本では、以前に比べれば「学歴社会」は薄まっています。ICTの発達にともなって、外資系企業やベンチャー企業では「学歴」は重視されなくなっています。しかし、有名企業や財閥系の大企業では、「学歴」を求める風潮が残っています。

では、今の高校生も「学歴」を求める進路選択をするべきなのでしょうか?

「学歴」は「浮き輪」?

その答えのヒントとして、「学歴」は「浮き輪」である、という考え方をご紹介します。

この考えは、以前、高学歴芸人として活躍するお笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんが話していたものです。私はこの例えにとても共感したため、説明を補足して紹介します。

「学歴」は「浮き輪」のようなものだ

人生は大海原を泳ぐこと

自分の人生を自分で生きていく、ということを、大海原を独力で泳いでいくことに例えてみましょう。

学歴は浮輪のようなもの

中学校までは義務教育としてみんな行くので、絶対に沈まないフェリーに乗った航海だとします。

フェリーを降りた(中学卒業)後、別の船に乗り換える(高校進学)人が多いですが、フェリーを降りてすぐに自分で海を泳ぐ(就職する)人もいますね。船(学校)に乗っていれば、すぐに沈むことはないので、ひとまず安心ですが、いずれは船を離れて(学校を卒業して)、海の中を泳いでいく(社会人として生きていく)ことになります。

「学歴」は「浮き輪」

そのときに「浮き輪」の役割を果たすのが「学歴」だと思います。

学歴は浮き輪

「浮き輪」は便利です。「浮き輪」は、泳ぐ推進力にはなりませんが、泳ぐための「補助」にはなります。大きな浮き輪であるほど、溺れる確率は低くなります。まだ泳ぐことが上手くない人は、浮き輪に頼ることもありますね。浮き輪に頼らず自分でぐんぐん泳げるようになったら、浮き輪を外せばいいです。ちょっと体を休めたいときにあると便利で、泳げるようになっても、浮き輪があればいざというときの安心感があります。

そんな便利な「浮き輪」の役割を果たすのが、「学歴」だと思うのです。

「学歴」があると、就職するときの希望が叶いやすくなります。能力やこれまでの努力の量を認めてもらえることが多く、生きやすくなると思います。

「浮き輪」のデメリット

しかし、人によっては「浮き輪」がデメリットになることもあります。もう自分で泳ぐ力があり、自分で泳ぎたいと思っている人にとっては、浮き輪は推進力を失う邪魔なものになります。

また、「浮き輪」(学歴)に頼りすぎることも、よくないことだと思います。「浮き輪」はあくまで泳ぐための補助であって、浮き輪自体に推進力はありません。立派な船(いい大学)を降りて、大きな浮き輪(いい学歴)を得たとしても、自分でバタ足で進もうとしなければ海を泳ぐことはできません。

親は自分の子どもに「浮き輪」をあげたい

親は人生の先輩です。自分の子供のために船(高校や大学)の乗船料金を払ってくれています。

親自身が「浮き輪」(学歴)の恩恵を受けていたとしても、受けていなかったとしても、どちらの場合も自分の子供には「浮き輪」をあげたいと願っています。

「浮き輪」(学歴)があった方がいい。それが、先に海を泳いできた人生の先輩からのアドバイスなのです。

「浮き輪」が必要かは人それぞれ

しかし、デメリットのことも書きましたが、浮き輪が必要かどうかは、人それぞれで異なります。

代表的なのはスポーツや芸術、芸能の世界で生きる人でしょう。イチローは高卒でプロ野球に入っていますが、大卒だったらどうでしょうか?4年間分の記録は減ってしまいますよね?

分かりやすいものとしてスポーツを例に出しましたが、他の職業でも同様です。

さらに、浮き輪を持っている人が多い業界でも、浮き輪なしで泳いでいける力を持った人も多くいます。

社会人として生きていく上で、学歴があった方がいい職業につくのか。

学歴がなくてもやっていけるだけの能力を自分が持っているのか。

結局は人それぞれなのです。

まとめ

今回は、「学歴」を「浮き輪」に例えた話を紹介しました。海を泳いでいく上で「浮き輪」(学歴)が便利であることは事実であり、塾は「浮き輪」を作ることを手伝う立場にあります。塾はその立場上、「浮き輪」を肯定しますが、最終的に海を泳いでいくは本人ただ一人です。私は生徒の浮き輪作りを手伝いながら、自分で泳いでいく力も身につけてほしいと思っています。

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